2014年1月10日金曜日

棒使い

彼女がかの有名なバラランキ・マリア・ピンシャーです。
言わずと知れたジャグリングの世界チャンピオンで、特に棒を使った技を得意としていました。
ひとたび演技を始めると、棒は空中で静止して見え、わずかに振動するのみで、落ちもせず、上がりもしませんでした。
マリアの姿もそうでした。
腕を振り回している音であろうヒュンヒュンという音だけが、観客には聞こえていました。
それはなんとも魅力的な音であり、観客は一週間もかかる遠くの村からも集まったそうです。
この両側に玉のついたタイプの棒を最も好んで使っていました。
今でもこの形はバラランキタイプと呼ばれています。

0 件のコメント:

コメントを投稿